石狩・札幌地区闘争委員会は、3月29日、05春闘の札幌圏賃上げ状況について第一回の集計を実施致しました。 今春闘参加の組合は180組合ですが、3月16日〜19日の先行組合集中回答ゾーン及び3月22日〜26日の地場中小組合 集中回答ゾーン内に39組合が有額回答を引き出しています。回答妥結の内容は、4728円(1.87％）で、 対前年比を若干下回るものとなっています（−35円　−0.01％）。一時金妥結は28組合で、 その中20組合が年間協定となっています。一時金の年間協定で月例給を補填する傾向が強くなっています。

連合本部では、3月22日現在の集計結果を発表しています。内容は、中小組合（従業員300人未満）4844組合中、 妥結組合は506組で妥結金額4809円（1.83％）となっています。前年対比では365円 0.1％ＵＰとなっています。 また、日経連は24日に60社（従業員500人以上）の回答状況を4943円（1.5％）と発表し、額率共に昨年と同じ としました。札幌圏との格差縮小には至っていませ。札幌圏の集計結果は下表の通りです。

第1回 平均賃上げ集計(3月29日)	要求		回答妥結		昨年妥結
	額	率	額	率	額	率
回答妥結集計 加重平均	5653	5.26	4728	1.87	4763	1.88

4月4日からは、第一次解決促進ゾーンが始まり、地場中小の有力組合が続々と交渉を開始します。 ここ数年、私たち連合地場組合の交渉結果は、地場経済の動向に大きな影響力を及ぼすとして、 大変な注目を浴びております。既に39組合・19000人の組合員が賃上げを獲得しておりますが、 残る約150組合・8万人の組合員は、自分達の交渉結果が地場経済復興の鍵であることを認識し、 精力的に交渉を展開致しましょう。最後まで団結してガンバロー！

本春闘時に各地区連合に開設する「ろうどう相談センター」の電話番号・日程が決定しました。

当日は、地元地区連合の担当者の他、さっぽろろうどう相談センター・連合北海道担当者も参加します。 各産別の参加も随時可能ですので積極的な参加をしましょう。日時番号は下表の通りです。

地区連合名(3月29日)	設置日程	設置場所	専用電話設置	電話番号
連合北海道恵庭地区連合会	4月2日	恵庭地区連合内	有	0120-970-535
連合北海道北広島地区連合会	4月16日	北広島地区連合内	無	未定
連合北海道江別地区連合会	4月23日	江別地区連合内	有	0120-589-500