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介護を支えるヘルパーの会 in Sapporo はむ・ジャンボ 5号

介護を支えるヘルパーの会 イン サッポロ

はむ・ジャンボ

2005年4月1日発 5号 発行責任者 山本功 Tel011-532-4165 Fax011-532-4175

この新聞は皆さんの会費で作成されています。 会員・家族などでご覧ください

介護を支えるホームヘルパーの健康診断 in Sapporo NO.4のまとめ完成

ホームヘルパーの若年化は過密労働の証

男性ホームヘルパーも急増・占有率20%

この度、介護を支えるヘルパーの会in Sapporoは「介護を支えるホームヘルパーの健康診断 in Sapporo NO.4のまとめ  〜ホームヘルパーの健康とストレスと疲労 W〜」をまとめました。同まとめは、昨年11月15日から26日にかけて実施した 健康診断の内容を調査しまとめたもので、これまで実施してきたホームヘルパーの地域健康診断の取組みの第4回目 となるものです。今回の健康診断には、20事業所・241名のホームヘルパーの方々が受診し、男性ホームヘルパーは約20%弱 (43名)となっています。ホームヘルパーの年齢構成は、30歳代と20歳代で過半数以上を占めており、昨年までの40歳代主流の 構成から大きく若年化へ移行するものとなっています。これは、ホームヘルパーの一日・一週間当りの業務が過密傾向になって いることと大きく関係があります。この若年化も勤続年数の長期化には繋がらず、概ね2年〜3年で人が入れ替わる状況となって います。労働の過密化に一層拍車の掛かる傾向となっています

この報告書の概略版を別途記載しています。どうぞ参照して下さい。

厚労省は各労働基準監督署へ改善パンフレットを配置

私たちの在宅介護ホームヘルパーの労働条件改善に向けた取り組みの声が厚生労働省に届きました。私たちは、これまで、 移動時間や報告書等業務関係書類作成に要する時間について、労働時間であることを認めるべきであるとし、せめて雇用保険に 関する労働時間としては繰り入れるべきであると、主張してきました。この度の厚労省のパンフレットは、これらの時間に対し て労働時間であることの基準を明確に示し、賃金計算についても示しています。皆さんの声、ホームヘルパーの切なる声がこの パンフレット作成を実現させました。今後もどんどん主張していきましょう。

市町村等の自治体担当者へ是非教えてあげて下さい

このパンフレットは、当初、厚労省で作成し各都道府県労働局から各労働基準監督署へ配布されました。ただ、周知については 十分ではなくホームヘルパーも知っているのは極僅かです。残念なのは、市町村の介護保険担当者についても殆どの人は、 この存在を知りません。是非、みなさんから、折に触れ教えてあげて下さい。そして、みんなで改善に取組みましょう!

介護を支えるヘルパーの会 in Sapporoに加入しませんか

【 問い合わせ先 】 介護を支えるヘルパーの会 in Sapporo 事務局

電話 011-532-4165 FAX 011-532-4175

担当 山本功  工藤仁美

住所 〒064-0916 札幌市中央区南16条西4丁目1-13/札幌連合会館内

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花はんめ

金 聖雄(キム・ソンウン)監督作品 2004年ドキュメンタリー映画/16o/100分

ふるさと朝鮮半島から来て数十年。はんめ(おばあちゃん)たちのせつなくも、まぶしい物語

2005年5月14日(土) 1回目10:30 2回目15:00

チケット:前 売1,000円(当 日1,200円) 高校生以下500円

会  場:札幌市教育文化会館4F講堂(中央区北1条西13丁目)

主  催:さっぽろ「花はんめ」を観る会

事 務 局:札幌市東区北9条東7丁目市営住宅1号棟 まどか9.7

連 絡 先:011−596−3663(梶村)

後  援:札幌市 札幌市教育委員会 社会福祉法人札幌市東区社会福祉協議会

社会福祉法人札幌市社会福祉協議 (財)札幌国際プラザ

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花はんめ

花はんめ
花はんめ

川崎市桜本1丁目。
この街の小さな路地のアパートのひと部屋に、花も恥らう乙女たちが集まってきます。
故郷は朝鮮半島にあるという在日一世で、人生も終盤かなあ、というはんめたち。
はんめって<韓国の方言で>おばあちゃんのことです。
遠く故郷を離れて、波乱万丈の年月を重ね、働けるまで働いて、ようやくちょっとは 楽できるかなというはんめたちが主人公。

花はんめ

−−−夢はなんですか?

−−−夢なんかないよ。

ただ歌って踊って笑って、

今が夢のようだよ…。

過去も未来も全てひきうけて、今を力の限り生きるはんめたち。 80才を過ぎてやっと手にした温和な日常は人生の中で一番輝きを放ちます。

「今が青春」と、声高らかに笑います。

花はんめ

5人を座ると満員の本当に小さなアパートの部屋ですが、どうぞあがってくださいな。

「おじゃまします」と靴も脱がないうちに、フィルムは「カラコロジージー」とまわりはじます。

はんめたちは、おしゃれでおちゃめ。どこでも、歌って踊るパワフルウーマン。

そして喜怒哀楽の激しい超個性派そろい。

ほらもう、たあいのないおしゃべりで盛り上がってます。

はんめが漬けたキムチ、スープでごはんも食べて、ゆっくり遊んでいってください。

花はんめ
花はんめ

1999年、夏。きっかけは、私の母の死でした。

遠く故郷を離れて終えた77年の生涯…。母はしあわせだったのだろうか。


母や在日一世たちが、歴史の渦に飲み込まれながらも、日本という舞台でたしかに生きた、生きてい るというあかしを残したい。私にできることは、小さなお墓を創るような気持ちで、仲間と一緒に映画 を創ることでした。母の死と時を同じくして、今回の映画の主人公「はんめ」たちと出会ったのは、川崎、 桜本の街にあるスーパーの衣料品売場。50年ぶりに水着を着たという清水の姉さん(孫分玉)の、 まぶしいばかりの姿を目にした私たちは、彼女達が泳ぐ姿を撮影しないわけにはいきませんでした。 以来4年間、置き去りにしてきた”青春”を取り戻そうとしているようなはんめたちに、撮影という形 でそっと寄り添ってきました。

波乱の人生を生き抜いて、手に入れたどうってことのない日常。その中にこそ「はんめたちの歴史」が 刻み込まれていると信じています。


生き生きとした夢見るはんめたちの姿に、母への思いを重ねながら、私は映画を「花はんめ」 と名付けました。



母たちは、どうしてあんなにも強かったのだろう。

母たちは、なぜ、あんなにも優しかったのだろう。

みなさんは自分の母の人生をどれだけ知っていますか…。


花はんめ

スタッフ
製作:米山靖 監督:金聖雄 撮影:石倉隆二
音響構成:渡辺丈彦 録音:永峯康弘/澤畑明 音楽:横内丙午
演奏:リコーダー・太田光子/ギター・百石元/ピアノ・阿部佐和子/バイオリン・長谷部雅子
ギタロン・中野兼志 タイミング:笹原征洋 スチール:菊地和子 特別協力:伊勢真一
出演:孫分玉/金順女/朴順伊/余乙南/李外載/金福順/李順子/トラヂの会のはんめたち
製作協力:いせFILM/ヨコシネDIA/アズマックス/一隅社/OH企画/トラヂの会/
おおひん地区まちなかほっとライン/川崎市ふれあい館の皆さん/はんめの家族の皆さん 支援:文化庁
ポスター:デザイン・サイトヲヒデユキ/撮影・達川清 題字:金福順はんめ
企画・製作:「花はんめ」製作・上映委員会/ヒポコミュニケーションズ

www.hanahanme.com

配給・宣伝:「花はんめ」上映委員会/ヒポコミュニケーションズ| 〒160-0002 東京都新宿区坂町21 リカビル102 TEL.03-3355-8702 FAX.03-3355-8622

   <<実行委員会からのお知らせ>>

   *託児所あります。託児を希望する方は5日前までに「観る会」まで電話でご連絡ください。

   *終了後、キムチを食べながら感想など雑談の時間をとっております。

    気軽にご参加ください。カンパ300円です。

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連合北海道札幌地区連合会さっぽろ労働相談センター