石狩・札幌圏の2006春季生活闘争闘争委員会は、6日14時より第5回の春闘実行委員会を開催しました。 5月31日までの交渉状況は、登録組合201組合中109組合が解決・妥結をしておりますが、賃上げ妥結組合が91組合に止まり、前年妥結組合数を13組合下回る状況です。 各産別報告からも、例年より2週間程度の遅れが指摘されており、6月末日までの200組合妥結のクリアに大きな障壁となっています。 ただ、交渉の内容については、単純平均で前年を71円・0.04ポイント上回っていることから、後半妥結する地場中小組合に大変な奮闘がみられます。 本日17時に寄せられた、SGU白石中央自校労組の妥結内容も、1513円（0.59％）とやや低めと見えるものの、対前年比では＋233円（＋0.11ポイント）となっています。 本実行委員会では、今後の交渉を優位に進めるために、SGU白石中央自校労組の交渉に見られる様な成果情報を共有し支援・団結の輪を広げることとしました。 具体的には、時給月例給などの交渉状況提供産別を例示して取り組むとしました。交渉状況については以下の通りです。

【 2006春季生活闘争　賃上げ集計 】

第12回 平均賃上げ集計 (6月6日)	組合数	回答妥結		昨年妥結
		額	率	額	率
妥結集計 単純平均	91	3687	1.54	3616	1.5
妥結集計 加重平均	91	4296	1.68	4395	1.68

6月は連合が設定する組織拡大集中行動の第一次の山場になります。現在、本闘争委員会ではこの集中行動期間に、札幌市内6区に26万、札幌市近郊5市に3万のビラ配布・周知行動を実施中です。 2006春闘リーフはるさっとうの配布行動を終了した直後の行動でありますが、各地区・産別共に積極的な取り組みを展開して頂いております。 その影響は、労働相談の電話に現れており、6月1日以降、さつぽろ労働相談センターや連合北海道の相談対応電話が鳴り響いております。 また、相談に訪れる方も日に日に増える状況にあります。 今般の景気回復のカギは、組織拡大の成否に掛かっておりそのためには札幌圏の30万ビラ配布・周知行動が大きなカギとなっています。 全地区・産別の努力で取り組みを貫徹しましょう！

	札幌市内配布区　　　合計260,699枚
	中央区	東　区	厚別区	清田区	南区	手稲区
配布数	71,818	26,800	47,735	36,262	33,033	45,051

	石狩管内
	石狩市	北広島市	恵庭市	千歳市	江別市	合　計
配布数	5,000	5,000	5,000	5,000	10,000	30,000