2004年10月16日発 20号 発行責任者 寺林利郎 TEL011-532-0505 Fax011-532-4175
札幌市は、10月15日に開催した札幌市議会決算特別委員会に於いて、今年度から初めて特別養護老人ホームの監査に際して、保健師1〜2名を同行させるとしました。
これまでの監査では、監査指導室、高齢施設課及び保健栄養士の立ち会いで実地監査が実施されていましたが、今後は各区役所に派遣されている保健師を1名から2名を同行させ専門家の立場から厳しく監査を行なうとしました。
今年度の対象施設は40施設とし、実地検査については30施設、書面監査については10施設とすることを明らかにしました。社会福祉法人「公和会」(長沼政幸理事長)の特別養護老人ホーム ルミエール(長沼倭文子施設長)は11月24日に、トップをきって実地検査をするとしました。
11月15日の札幌市議会決算特別委員会で、厚別区選出の民主党市民の会議員会西村 茂樹議員は、7番目の質疑に立ちました。同市会議員は、概ね1時間にわたり社会福祉法 人「公和会」(長沼政幸理事長)の特別養護老人ホーム ルミエール(長沼倭文子施設長) で発生した虐待問題について、札幌市見解を引き出し、姿勢を質しました。その中で、施 設長である長沼倭文子氏が、勤務中である坂本組合員に詰め寄り、罵詈雑言の限りを尽く す内容を記録したテープの存在を明らかにし、おおよそ福祉の精神にはそぐわない、人格 さえ疑われる内容であると痛烈に批判を致しました。その時、長沼倭文子施設長は、傍聴 席にすわっていたのであるが、一体何を感じていたのでしょうか
ともかく、特別養護老人ホーム ルミエール(長沼倭文子施設長)の虐待問題の影響は非常に大きく、他の優良施設は眉をひそめるものとなっています。
日時:2004年11月30日(火)9時30分開催
場所:札幌ロイヤルホテル 3階ロイヤルホール