2005年6月11日発
石狩地協と札幌地区連合は6月10日18時15分から札幌市民会館で組合員市民など146名を集め、道最賃引き上げ のための決起集会を開催しました。同集会では、2名の組合員から、最賃金額が企業の賃金抑制の根拠となっている、正 社員との均等待遇には低すぎる等の実態が報告されました。方針では、現在進める時間給調査の葉書を1000枚回収と 750円最賃の実現や、公契約条例を念頭にした、公的施設内で働く民間労働者の時間給調査と水準設定案等が提起され ました。又フロアーからは労働者全てが参加できる運動の構築や清掃事業労働者には連合地域が一体となった取り組みを 必要とする等の意見がありました。これら全てに対して地域全体で取り組むことを満場一致で確認し閉会しました。
本年3月8日に札幌地区連合と共に結成を通知した同労組から会社の原始的労務管理に対して果敢に闘う実態が松本執 行委員長より報告されました。同労組は結成時より会社に対して最賃違反の是正などを求めていましたが、労基の指導が なされた後、会社は、11時間勤務を4時間へ、更に時間給の10円引き下げ強制してきました。また、意のままになら ない松本執行委員長に対して、日替わりで職場変更を強制し書記長に対しては降格・賃下げの辞令を強行しました。現在 同労組は労働委員会へ不当労救済申立てを行なっておりますが、早期解決が必要です。実現に向け全体で支援をしましょう!
札幌地区連合では、札幌パブリックサービス労組の報告を受け、産別との事務レベル協議を実施致しました。 札幌地区連合は、公契約条例推進の観点から組織内労組の事業体に法律違反・無視の実態が放置されることは 断じて許すべきではないとしています。近々に同事業主に対し札幌地区連合会全執行委員と10区連合全執行委 員を総動員し、団体交渉を申入れる旨検討をしていると産別に通知致しました。詳細は週明けにも決定されます。 全勢力で支援しましょう!
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