石狩・札幌地区闘争委員会は、8日に第8回の賃上げ集計を実施しました。 賃上げ交渉に着実な成果は現れていますが、解決組合数は昨年より１割程度少ない状況です。 4月末時点を昨年と比較した場合、参加組合数では本年が約10組合多く、妥結組合数では昨年が10組合多くなっています。 妥結の内容を単純平均集計と加重平均集計で比較すると、本年の単純平均集計が昨年を84円・0.06ポイント上回る状況にあります。 加重平均集計では、4500円程度の状況にあるものの昨年を若干下回る状況にあることから、小規模組合（地場組合）の予想以上の健闘が明白です。5月内総決着を目指し頑張ろう！交渉状況は以下の通りです。

【 2006春闘4月末日集計 】

第6回平均賃上げ集計 参加登録201組合	組合数	要求		回答妥結		昨年妥結
		額	率	額	率	額	率
妥結集計 単純平均	72	5876	2.59	4003	1.68	3918	1.62
妥結集計 加重平均	72	6155	2.31	4446	1.72	4513	1.74

4月29日午前十時より第2回はるさっとう配布行動を実施しました。 会場となった北区民センターには、30分前から組合員が集合し、地図と「はるさっとう」のセットを受取り札幌市北区・東区に出かけました。 用意した1万5千部の「はるさっとう」は、参加した組合員・家族等23産別88名のパワーであっという間に品切れとなり、「残念！」との声も挙りました。 この行動は、次回5月27日が最終行動となり、豊平区「きたえーる」を集合場所に、豊平区・白石区内を配布します。 各組合産別の協力を引き続き御願いします。

	日　時	配布地区	集　合　場　所
第3回	5月27日（土）	豊平区　白石区	豊平区　きたえーる2階　大研修室10時集合

全国の労働組合・地域センターが石狩・札幌圏の春闘交渉に注目をしています。 地場総体で単組・単産を支援し単組・単産が地場相場の形成に一致団結することに新鮮な輝きを放つからだそうです。 しかし、私たちはこの評価に甘んじることなく、５月内総決着を目指し頑張らねばなりません。 ハイタク関連組合の春闘も山場を迎えています。今が頑張り時です。全自交では賃金引き上げのための全道キャラバンを開催します。 パートユニオンやＳＧＵの仲間は裁判で闘っています。全ての仲間か解決しなければ地場相場の引き上げはありません。