石狩地域闘争委員会は2月6日14時30分より中央区ほくろうビルで、2007春季生活闘争第1回札幌圏実行委員会を開催しました。 同委員会では1月19日−20日に開催した2007石狩域地春闘討論集会で提起された春闘方針の具体的な進め方について議論しました。 2月4日の報道で、労務行政研究所の調査と題して、今年の大手企業の賃上げ予測が公表されました。 定昇込み金額6225円(1.9%)とし昨年より564円(0.11ポイント)上昇するとしています。 これまでの連合本部の適正配分・賃上げ確保について歯止めをかける内容です。 各種報道で明らかとなっている経営状況をもとに、各機関が確かな景気回復宣言をする中で、この賃金に対する配分は明らかに『極僅』です。 このような報道の全てを鵜呑みにせぬよう注意しましよう。 6日には帝国データバンクより2007年度の賃金動向が発表されました。 企業が2007年度の賃金改善(賞与・ベースアップ)をするかどうかをまとめたもので、何と改善すると回答した企業が34.7%に止まりました。 また、改善しないと答えた企業は37.1%となっています。 改善しない企業の方が多いという状況報告は明らか春闘牽制です。 これらの圧力に屈せず正々堂々と交渉し、生活改善を実現しよう。 実行委員会で確認した、日程と要求内容概略は右の通りです。 |
【07春闘石狩地域闘争委員会年齢別到達目標参考数】
【パートタイマーなど期限付き雇用労働者賃上げ】次の4種のいずれか又は全てを以って要求数値とする。 ○絶対額で1,000円以上。 ○上げ幅を15円以上とする。 ○全従業員対象の企業内最賃協定に時間給850円を設定する ○賃金カーブ維持可能な取り組みを構築する。
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