2004年9月8日発 4号 発行責任者 山本功 Tel011-532-4165 Fax011-532-4175
昨年11月17日から2週間にわたり実施した、ホームヘルパーの健康診断の報告書が完成しま した。「介護を支えるホームヘルパーの健康診断 in Sapporo NO.3のまとめ」との表題でまとめた 報告書は、過去3回の健康診断の数値結果も掲載して、ホームヘルパーの健康状況に改善がみられ るかどうかについて記載しています。
今回の健康診断では、ホームヘルパーの年齢構成に若返りの傾向が見られるのが特徴的です。
従前は、40歳代を筆頭に50歳代、30歳代との構成でありましたが、今回は30歳代を筆頭 に、40歳代と20歳代が同数値となって続いています。また、男性の受診者が約1割程度存在す ることも特徴的です。稼働状況では、1週間・1ヶ月間の稼働数時間数は、これまでとあまり変化 はみられませんが、1日の稼働数時間数は2割程度増えているのが実態です。従って、強靱な体力 と精神力が求められる職場となり、若年化の理由にもなっています。
身体の健康状況については、間接部位の痛みについては、相変わらず複数の痛みを保持している 状況です。精神の健康状況についても、疲労感を強く抱いている状況にあり、健康状態・労働条件 に改善の跡はみられません。詳細は、同報告に記載します。お求めは、下記かの連絡先までお問い 合わせ下さい。一冊1000円(送料別)です。
9月3日と4日、函館市内の函館国際ホテルにおいて、全国コミュニティーユニオンネットワー クの第16回交流集会が開催されました。全国から約305名が参加し、3日の全体集会、4日の 分科会などに熱い議論が交わされました。12の分科会では、それぞれ白熱した議論が繰り広げら れ、ホームヘルパーの処遇などを課題とする第9分科会では、全国から30名のホームヘルパーの 方々が参加しました。秋田おおだてユニオンから参加したホームヘルパーの方々からは、移動時間 の取り扱いや地方自治体の保険者として、すべき内容・期待する内容などが報告されました。
また中野弁護士からは、現在の介護保険制度見直し議論の中に現場の声を反映すべきであるとの 指摘がなされました。来年の同集会は10月に福岡県で開催となります。
【 問い合わせ先 】 介護を支えるヘルパーの会 in Sapporo 事務局
電話 011-532-4165 FAX 011-532-4175
担当 山本功 工藤仁美
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