http://hokkaido.jtuc-rengo.jp/spk-chiku/> 連合・札幌地区ユニオン 組合員ニュース13

札幌地区ユニオン

組合員ニュース 14号組合員ニュース 12号

連合・札幌地区ユニオン 組合員ニュース 13号

連合・札幌地区ユニオン

連合・札幌地区ユニオン 組合員ニュース

2004年7月28日発 13号 発行責任者 寺林利郎 TEL011-532-0505 Fax011-532-4175

この新聞は皆さんの組合費で作成されています。 組合員・家族などでご覧ください

市へ保育施策改善を要請

待機児童の解消、保育士の適正配置・処遇改善を

少子化が社会問題となって久しいですが、札幌市においても次世代育成支援としての保育政策の重要性が提起されています。

市内にある保育園の場合、運営費の一部は、国および札幌市からの補助金で賄われています。札幌市は、監査結果をもとに、2003年度から繰越金の多い園については補助金を減額することとしました。

この件について連合が調査したところ、繰越金のある園であっても、保育士に対して適正な賃金や雇用が確保されていないという実態が浮かび上がりました。

そこで7月28日、連合北海道札幌地区連合会は、「札幌市保育施策について改善を求める要求」を上田市長あてに提出し、待機児童をなくすための施設設備の推進や保育士の待遇改善はじめ、市の指導に従わない保育園名の公表などを要求しました。(要求項目については下記参照)

なお、今後については実務者レベル間で施策の具体化について協議し、改善推進を図ることとなりました。

【要求項目】

  1. 現行の市補助基準は維持し、施設整備、待機児童の解消、および正規職員による運営を基本とすること。
  2. 運営補助金等の目的・趣旨の徹底化を図るとともに、現在繰越金が累積している施設についてはその原因を明らかにし、改善を図ること。
  3. 札幌市基準に準拠した、適切な職員配置を徹底すること。また、短期雇用の実態を明らかにし、安易な雇止めは行わないこと。
  4. 安心して働けるよう、賃金水準の底上げはじめ、パート・臨時職員等の均等待遇の実現を図ること。
  5. 法人会計処理により運営内容の低下が認められる場合は、保育園名を公表すること。
  6. 保育従事者や利用者などから多くの問題点を指摘される法人は公表すること。
  7. 認可外の保育類似施設の実態を明らかにし、利用者を守る施策を講じること。
  8. 設置運営に関する要綱および保育業務に携わる労働者の労働条件については、条例を以って定めること。

チラシについては、ここをクリック!

先頭に戻る

連合北海道札幌地区連合会 札幌地区ユニオン