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2004年10月2日発 18号 発行責任者 寺林利郎 TEL011-532-0505 Fax011-532-4175

この新聞は皆さんの組合費で作成されています。 組合員・家族などでご覧ください

理事長・施設長よ、自らを悔やめ!

10/1特養ルミエール虐待問題 内部告発を支える会結成

10月1日18時30分、自治労会館において特養ルミエール虐待問題について内部告 発をした組合員・職員を支援する集会が開催されました。会場には、札幌市内及び近郊の 福祉施設職員や管理職、一般市民、行政関係者、マスコミ関係者及び組合員など約200 名が参加しました。集会では、札幌地域労組鈴木書記長からの経過報告の後、告発者であ る2名の組合員からの報告がなされました。同報告では、施設内で常態化している虐待の 状況が説明され、自らの良心との葛藤に苦しみながら勤務を続けた内容が語られました。 そして、内部告発をしたことで、利用者の家族からの声援が大きかったこと、多くの市民・ 組合員から励まれたこと、現時点では入所者の「アザ・怪我」が少なくなってきており、 本当に正しいことをしたとの実感が湧き、今後も働き続ける意欲が持てたとしました。

また、施設側に対しては、内部告発に対して怒りをもつのではなく、虐待の事実が存在する事、放置した事を悔やむべきだ、としました。

本集会では、今後も職員・組合員等を支援し、施設の正常化を実現するため、内部告発者を支える会を当日付けで結成するとしました。

市議会厚生委員会で札幌市中間発表「虐待の疑い強い」

10月1日11時に開催された、札幌市議会厚生委員会で、札幌市は特養ルミエールの 虐待問題の調査に関する中間発表を行ないました。この発表は、札幌市が札幌地域労組か らの内部告発に関する申入書を受けた後9月1日から17日までの12日間に全職員73 人に対して面談調査した結果をまとめたものです。この結果、先の告発に示された5件の 具体的事例について29人の職員が目撃又は聞いていると証言し、暴言等の4件の行為に ついても多数の目撃・伝聞証言があったとしました。また、告発内容の他に、札幌市が独 自に確認した不適切事例は50件であるとし、施設内における虐待があったことが強く疑 がわれると発表しています。札幌市の最終報告は10月の下旬となる見込みです。

ルミエール内部告発者2名・札幌地域労組・道新等を提訴

特養ルミエールは、10月2日顧問弁護士である前田尚一弁護士とともに記者会見を行ない、施設内での虐待の事実はないとし、札幌市の見解は不当であるとしました。

さらに内部告発者や札幌地域労組の発表は虚偽あるとし、道新の報道も虚偽の内容をそ のまま掲載したとしました。そして、内部告発者2名、札幌地域労組及び道新に対して 1000万円の損害賠償を求める訴へを札幌地裁に起こしたとしました。

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