石狩・札幌地区闘争委員会は4月19日17時30分より、第9回の賃上げ集計を実施しました。第2次解決促進ゾーン2日目となり、 自動車総連の富士労連・北海道スバル労組、札幌地域労組・日の丸産業、札通商事労組等から妥結報告が寄せられました。 これまでの回答引き出し組合は、参加182組合中、84組合で昨年を上回る回答ペースとなっています。また、妥結組合 72組合の状況は、加重平均で4496円・1.79％となっており、昨年を額で8円、率で0.03ポイント上回るもの となっています。この時期までに、前年を上回る状況はここ数年振りであり、各組合の奮闘振りが伺えます。この結果が、 各方面に好影響を及ぼす事は確実であり、全自交加盟の札幌市内2単組（北びし労組、日北労組）は産業状況が厳しい中 現状維持で、早期の妥結となっています。この勢いを堅持し頑張りましょう！

【 2005春季生活闘争 第09回 平均賃上げ集計 4月19日現在 】

参加登録182組合	組合数	要求		回答妥結		昨年妥結
		額	率	額	率	額	率
回答妥結集計 加重平均	84	5318	4.10	4446	1.78	4464	1.76
妥結集計 加重平均	72	5369	4.15	4496	1.79	4488	1.76

石狩・札幌地区闘争委員会は、今後も引き続き地場地域への徹底した周知を実施してまいります。春闘リーフと時間給調査 葉書を10万セット作成（手製）し、個人宅・街頭配布などをしていきます。10万セットのうち約4万は、既に各産別・地域へ 2000セットから500セットの範囲で送付しております。各産別･単組内の意識啓発も含め、組合員の自宅近辺へ配布願います。 この時間給調査の葉書は、地域最低賃金の審議にあたり重要な理論値となるものです。
私たちの行動と熱意で、地域最低賃金の底上げを今年も実現しましょう！

時間給調査はこちらでも行なっております、ご協力をお願い致します。