2005年2月3日発
連合北海道と石狩地協・札幌地区連合会は、本日午前8時30分から、連合会館にて春闘恒例の「労働なんでも相談ダイヤル」 を開設し、労働者・市民からの相談を受け付けました。今日・初日は、28件の相談が寄せられ、 内訳(途中集計)は解雇退職関連11件、賃金未払い8件労災関連3件、雇用契約関連6件となっており、 「プリンスホテル」関連も1件含まれています。解雇退職関連の内容では、事業主から通知される理由が全く安易な・ 且つ不合理な内容であり、退職金さえ奪われたという内容も含まれています。また、賃金未払いでは、労基の指導にも従わず、 賃金の請求が解雇・イジメに繋がるとの内容が多く含まれています。また、今回は労災未加入の被害も数件挙げられ、、 業務中にひき逃げ事故に遭遇し、それでも事業主は労災手続をせずにいるとの内容もありました。 これらは、正に労働者に対する虐待行為であり、 労働者の存在を否定するものです。このような状態を放置すれば、間違いなく日本は滅びます。 労働者の団結、組合の活性化でこの危機を回避しましょう。
Pホテルの勤務者から相談が寄せられています。現在、各職場の責任者は、職務遂行可能な最低人員数を報告せよと命じられ、 また50歳以上の社員のリストアップが開始されているとしています。目的は説明されていないとのことです。 今後の事態について、今そこにある危機について、私たちには、おおよその見当がつきます。 同ホテルの存在する地域に於いて、連合の存在をアピールしましょう。そして、地域の雇用不安を払拭しましょう。
今日、2月3日札幌地区ユニオンは埼玉県に本社を置き銭函で水産加工を営む株式会社東京キタイチに対して、 労働組合「東京キタイチユニオン」の結成を通知し、同時に職場健全化を含む5項目の要求書を提出致しました。 組合員は全員パートタイマーであり、勤続約20年の執行委員長木村栄子さんは、 「イジメの無い明るい職場をつくりたい」としています。
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