7月23日以来中断していた団体交渉が再開されます。同日の交渉では、 竹内社長の閉店・退職金支払に関する一方的通告や9月1日以降の営業・受注停止通告を撤回すること、 従業員の雇用確保の協議及び営業権の組合への譲渡等が組合要求として提出されています。 竹内社長は、当初7月26日を目途に回答するとしていましたが、その後全く連絡がとれず、 時々顧客宴会に同席し御酒を召し上がる余裕ぶりでした。 組合は、これらの件について北海道労働委員会へ不当労働行為であると申立てし即刻受理されました。 第1回調査(双方の事情聴取)は8月21日(月)18時から北海道庁別館10階で開催されます。
8月11日、組合はルートインジャパン(株)(本社東京 大井町)に対して、組合員の雇用について全員現状のまま、 現地営業場所で雇用継続とするよう要求書を提出しました。 12日(土)午後FAXで回答があり、その内容について連合山本氏から直接本社に確認を致しました。 すると、従業員の雇用・面接については現在竹内社長と打ち合わせしているのでそちらと協議して欲しい、との事でした。 これまで同社は、面接の予定・営業については一切白紙と言い切っていました。 連合山本氏からその辺を質問され、いつそうなったのか、 また局面が変わった際には連絡をする約束であったと質されると返答をしなくなりました。 最後に、連合山本氏から竹内社長を通さなければ協議しないのかと質すと、そうだと返答しました。
当社や買収先企業の経営陣の私たちに対する対応は惨憺たるものです。しかし、私たちを応援してくれる方々はいました。 労働問題を専門とする法曹団と札幌地区連合の方々です。 法曹団担当者の方には、これまで3度、執行部と打ち合わせをして頂き具体的取り組みについて指導をして頂いております。 北海道労働委員会や仮処分等の代理人にも就いて頂いております。 これまで会社側と3度の論戦を交わし18日の団体交渉開催の大きな支えとなっていただきました。 連合札幌(札幌地区連合)は、5月の団体交渉時点からご協力頂いていますが、 札幌サンプラザで8月17日に開催される第9回4役会議及び第9回執行委員会で、 支援決議・闘争支援体制設立の決議を予定するとしています。 また18日には「地場の職場と雇用を守る闘いを全市民・全道民から全国へ要請する記者会見」を設定しているとの事でした。 私たちには応援してくれる仲間がいます。組合員全員の雇用と生活を守るために頑張りましょう!