8月30日18時、組合は株式会社マルエス札幌ステーションホテルとの団体交渉で、 29日の道労委調査合意事項をもとに雇用終了日を確認しました。 合意事項は、ルートイン側が9月7日・8日の面接前に組合と協議するということでした。 組合はこれまでの経過から、ルートイン側が組合との協議を実施しない可能性もあるとし、 その場合は雇用終了日は延長されることを会社に確認しました。会社は延長が無期限となることを懸念しましたが、 雇用終了日を延長し再設定することで合意しました。組合は団体交渉の中で、 ルートインが協議に応じた場合は雇用の課題は短期間に終了すると説明し、 現状ではルートインへの説得は竹内社長が唯一の窓口であるので早急・直接に強く申し入れしてほしいとしました。 尚、この合意の結果、現在掲示板に貼付中の健康保険証・離職票に関する書面は撤去となりました。 また、9月1日以降の勤務態勢等については31日18時からの団体交渉で協議し決定することとなりました。

30日団体交渉終了後、組合は緊急執行委員会を開催し今後の対応について協議しました。 31日の営業終了後であっても、交渉は継続されることから組合事務所の使用は不可欠です。 また、連絡体制を整備し交渉状況の伝達及び意志決定の即応性を確保しなければなりません。 今後の取り組み方針と併せ組合員各位との意思統一を図るため9月1日午前11時よりホテル1皆カルチェにおいて第6回組合員集会を開催することとなりました。 31日は最終営業日とはいえ約200名の宿泊利用が瀬あります。 チェックアウト時は多忙となりますが、全組合員の参加で今後に備えます。最後まで団結してガンバロー！

道労委は、札幌ステーションホテルから申立されたルートインジャパン不当労働行為事件（道委不第8号事件）の事務局調査を開始し、 札幌市内で開催する調査日を9月中旬に設定しルートインへ出席を求めています。 これまでルートインは6月から組合の申し出を拒否し続けているため、 調査開始にあたり使用者性に関する求釈明を連発し遅延行為を図る可能性があります。 早期解決に向け何とか出席する様同社の理性に期待します。 調査期日の設定上、組合は組合事務所及びホテル施設の利用を暫く継続しなければなりません。 これらについても31日の団体交渉で確認してまいります。