2004年12月22日発 30号 発行責任者 寺林利郎 TEL011-532-0505 Fax011-532-4175
札幌地区連合は、12月22日14時30分、札幌市市長会議室に於いて上田市長に対し、 2005年度札幌市予算編成へ向けた政策要求書を提出致しました。同要求は、公契約条例の具体的取り組み、 社会的引きこもり者に対する取り組み及び介護労働者の待遇改善等8分類・35項目に及ぶ内容で、来年2月の回答日まで、 精力的な事務方協議を重ねる予定です。特に、介護労働者の待遇改善については、 厚労省から「訪問介護労働者の法定労働条件確保のために」と題する事業者向けパンフが配布されており、 札幌地区連合が介護保険制度導入時より主張している、賃金・労働条件の確保が具体的事例を以て説明されています。 今後の事務折衝によっては、介護労働者の労働条件改善が実現するの可能性は大きいと言えます。 事務折衝日程が決まり次第、折衝チームの編成に取り組みますが、多くの方の参加を期待しております。
年の瀬も押し迫る12月22日、札幌地区連合事務局に地場組合の冬季一時金交渉等の経過報告がありました。 何れも札幌地区ユニオン加盟の単組であり、結成後6年〜2年目の若い組合であります。 札幌市内の印刷会社の組合であるフレンドシップユニオンは、12月7日に一次回答ゼロで交渉がスタートし、 その後12月17日に二次回答となり、12月21日の3次〜5次回答の交渉を重ね同日の深夜に妥結致しました。 妥結内容は支給を1ヶ月、但し支払は2分割というものですが、 会社が、組合に経営改善計画を一時金支払日までに提示するという、オプション付の妥結となっています。 結成6年を迎える北菱シテイサービスユニオン(ビル管理)は11月19日に、早々と妥結し貫禄を見せつけました。 計算式もここ数年組合提案の計算式が採用されています。元気ユニオン(マンション管理)は、 北海道特有の除雪手当について、組合独自案を提案し交渉中であります。10月に開始した交渉は、 増額改定が必要であるという考え方が一致し、年明けから金額の交渉に入ります。 これらの交渉は、2005春闘の弾みとなるものです。他の単組からの情報もお待ちしています。