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連合北海道札幌地区連合会 速報れんごう札幌 第20号

2005年8月4日発

グラフ1

連合北海道札幌地区連合会(連合札幌)は8月1日札幌市及び近郊に働く時間給労働者の労働条件等の実態を調査した 「連合北海道札幌地区連合会2005春季生活闘争 パート等労働者の時間給調査のまとめ」を発表しました。 同調査は、春闘時に配布した約10万通の調査葉書を1116通回収しまとめたものです。 連合札幌では、02年12月に実施した同様のアンケートとの比較では、時間給労働者に男性が大幅に増え、 加えて若年化が進むの同時にあらゆる世代の割合も増えているとしています。 同調査はホーム頁に全編を公開しています。

 グラフ2

 「労働契約法制の中間とりまとめ」の内容に不安はないか?

 連合サマー・トップセミナーの会場指摘に菅野教授逆ギレ

7月26日・27日の両日、連合本部は神戸市に於いて「連合サマー・トップセミナー」を開催しました。 各セッション別セミナーでは、「「労働契約法制を考える」菅野和夫明示大学法科大学院教授」に賑わいをみせました。 しかし、会場からの「有期雇用の入り口規制も一切考えず、労使の交渉力格差に配慮がない。 委員各位の現場に対する想像力の欠如を憂う」のと質問に、 同教授は「労働審判制がスタートするのに労働契約法がなくていいのか」 「組合の皆さんはこの中間とりまとめが気に入らないようだがなんでも反対でいいのか」と、 「逆切れ」状況を露呈し、寄せられた質問にも「ドイツ型のように規制するのはいかがなものか」と回答にならない状態でした。 労働現場より法定運営を重視する労働契約法制では不安が大きいのは確かです。