札幌地区連合・さっぽろ労働相談センターは11月を労働相談強化月間と設定し、月内2度の全市民向け労働相談を開催するとしています。 その第一回目の相談行動を11月5日(土)6日(日)の午前10時から夜7時までの時間帯で実施致しました。 これは、年々増え続けるパートタイマーや派遣雇用労働者の方々の労働条件向上・福利向上を目的としたもので、電話と面談の両方で対応致しました。 寄せられた相談数は11件(電話10件 面談1件)で相談者の内訳はパートタイマー6件・派遣3件・その他2件となっています。 パートタイマー・派遣共に本州大手企業の札幌現地採用者が多く、職場は変更ないが雇用主が本州大手企業に変わった、 又は就職先がなく本州大手の派遣に登録し勤務している等の状況が多く目立ちます。
相談内容は、雇用と引き替えに労働条件を引き下げられた(賃金・労働時間)、社会保険・雇用保険から外された等とし、 反対意見については契約打ち切りで返されるといった惨憺たる内容でした。 本州企業の、札幌の良質で安価な労働力を使い捨てる傾向が強くなっています。 基礎自治体・労働者・市民が一体となり札幌型雇用モデルを形成する必要性を感じます。
件数には加えていませんが、事業主の方から、面談1件・電話1件の相談がありました。何れも就業規則に関する内容です。 分社化に伴い新たに就業規則を作成する、事業内容の変更に伴い職種に応じた内容に変更したいとするものです。市民ニーズとして、 丁寧に対応致しました。
本相談行動に先立つ11月4日(金)正午、札幌市中央区パルコ前で街頭宣伝行動を実施しました。 大変多くの組合員の方のご参加を頂きました。用意した三千部の手作りチラシは殆ど配布済みとなりました。 季節の変わり目の中、またお忙しい中、誠に有り難うございました。
第2回行動を予定しています。17日に街頭宣伝行動(中央区・パルコ前)18日・19日相談行動です。 主催は連合中央で全国統一行動となります。今回同様に積極的なご協力をお願い致します。改めて発文書でご報告申し上げます。
7月12日に発足総会を開催したNPO法人札幌スローワークが法人登記後の10月31日から本格稼働をしています。 これまでも、いくつかの産別から議案書印刷の仕事などを受注させて頂きましたが、新規登録会員の野外行動は今回が最初です。 当面11月末までのチラシ配布行動となります。その後は、スケジュールが空いております。 業務適正な運営に対するご協力をお願い致します。