連合北海道と連合総研は12月5日13時30分、北区自治労会館において、 組合員等約103名を集めフォーラム「公正で健全な経済社会への道」を開催しました。 第一部講演では連合総研薦田隆成所長が連合総研独自の調査をもとに「日本経済・暮らしの現状と課題」を分析し、 企業内・地域内に広がる格差について指摘し是正の必要を提起しました。 第2部講演では連合龍井葉二総合労働局長が「連合2007春季生活闘争における中小・パート共闘について」として07春闘の方針案について説明しました。 同方針では、労組の立場で取り組む格差是正の課題としてパート等非正規雇用労働者の労働条件の均等処遇実現の取り組みが説明されました。 いずれも、根本に効率重視・利潤優先による格差拡大・二極化の進行放置があり、 連合はこれらを不条理な事象として、断固是正するべきという強い決意が述べられています。 会場からも、職場地域の格差・不条理の実態報告があり、連合方針に期待するとの意見が出されました。

石狩支庁・札幌市・北海道労働局は12月9日(土)13時より札幌市北区の札幌サンプラザらおいて2006年度の安心して働ける市民応援セミナーの第2回目を開催します。 第1回目は4日18時30分から同所で開催され、市民等約76名が参加しました。 9日の内容は第一部を「職場のトラブルに対処するために」と題して北海道労働局八反田　健労働紛争調整官が約1時間講演し質疑を受けます。 第2部は14時から北海道立精神保健福祉センターの小田島一典保健福祉推進部長が「健やかに働くために」と題して、同じく約1時間講演し質疑を受けます。小田島氏は、仕事や職場の人間関係の中でどのようにメンタルヘルスを保つかという観点から講演をする予定です。 両氏ともに多くの事例に対処されており、豊富な経験談を期待できます。 組合員だけでなくも家族友人などをお誘いの上、積極的な参加をお願いします。