共に進もう、すべての働く人のために

第９６回全道メーデー大会／１５０団体３，０００人が結集

５月１日、第９６回全道メーデー大会が札幌大通公園西８丁目広場にて開催され、１５０団体３，０００人が結集しました。

主催者を代表して連合北海道須間会長は賃上げが物価上昇に追いついていないと指摘し、「２０２５春闘の中間集計で昨年を大きく上回る引き上げだが、地場中小企業への波及は小さい。大企業から中小企業へと波及させ、さらには最低賃金の引き上げにつなげることが重要だ」と述べ、「すべての働く仲間が賃上げを実感できるようステージを変えていく」としました。さらに「平和なくして労働運動なし。働く者の立場から平和を希求していこう」と呼びかけました。また、参議院選挙にも触れ「働く者、生活者が安心して生活できる社会をめざして、北海道選挙区で連合北海道が推薦する勝部けんじ参議院議員と鈴木まさきさんの当選、比例区の各産別が推薦する候補者の当選をめざそう」と強調しました。

続いて、三橋北海道副知事、秋元札幌市長、連合北海道国会議員団会議会長の徳永参議院議員、勝部けんじ・鈴木まさき参議院議員選挙候補予定者から挨拶の後、メーデースローガン、メーデー宣言、特別決議の提案・採択がされました。

式典終了後、参加者は３グループに分かれ、札幌市内中心部をデモ行進しました。